所蔵資料について
渋沢敬三がアチックミューゼアムソサエティを立ち上げた1921年に、9項目の運営方針が決められました。その中に「標本の蒐集、整理、研究、殊に玩具の研究、文献の蒐集(略)」があり、アチックは当初より資料の蒐集を方針としていたことがわかります。その後、さまざまな事情から、渋沢およびアチックの蒐集した資料は、複数の機関に分散、収蔵されました。本研究所では、2021年11月より「常民文化を中心とする資料の収集、保管、展示及び調査研究を行う」ことを事業内容に新設し、アチックより引き継いだ資料から神奈川大学付置後の収集資料まで研究・展示等に利活用できるように整備し、次の世代に伝えることを目指しています。
多岐にわたる本研究所の所蔵資料は、整理が済んだものから順に公開を進めており、研究目的での閲覧や特別利用による出版物への掲載および展覧会への貸出に対応いたします。
詳細は利用案内をご覧ください。