神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

目的と概要



共同研究

現在、本研究所では、以下の三つのカテゴリーを設定して学際的な共同研究を進めています。

A.基幹共同研究「常民生活誌に関する総合的研究」

 本研究所の設立の理念にもとづき、中長期的展望のもと、先端的・学際的な共同研究をおこないます。研究所の所員が全体として取り組む研究活動として位置づけています。

「常民生活誌に関する総合的研究」の推進

 本研究所の基幹共同研究は、「常民生活誌に関する総合的研究」の推進を目指しています。衣食住を中心とした日常生活をテーマに、歴史や民俗を含めた幅広い観点から、現地調査によって得た諸資料を収集・整理し、研究を進めます。

B. 基盤共同研究

 本研究所の基本方針である博物館機能の強化につながる、所蔵資料をもとにした共同研究をおこないます。

基盤共同研究の公募

 本研究所では1982~2014年度まで、特定テーマを設定し、テーマにそくした研究者を所外から選び、そのテーマに関する調査研究の委託や研究奨励を実施していました。また、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定された2009~2019年度までは、公募型共同研究を推進し、2022年度からはこの公募型共同研究を引き継ぎ、所員と所外研究者との共同代表による所蔵資料利用型の研究を推進しています。毎年4月に研究所Webサイトで募集します。

C. 個別共同研究

 個別の課題にもとづき、中短期的展望のもと、将来の「基幹」「基盤」研究になり得る萌芽的共同研究として位置づけています。

研究成果の発信

 上記の研究の進展の様子は、WebサイトやSNSで適宜発信します。研究成果は資料集、調査報告、論文集として刊行、常民文化研究講座を始めとした研究会・シンポジウムを通して公開します。

● 本研究所は2021年で創立100周年をむかえました。そのため、2021年から25年までを100周年イヤーズと位置づけ、さまざまなイベントを実施しています。詳細は下記をご覧ください。