常民文化研究
本誌は、創立100周年記念事業の一環として2023年3月に創刊された、所員・客員研究員・特別研究員による本研究所の紀要です。
最新刊
常民文化研究 第2巻 2023〈2024.2.9〉
第2巻は、巻頭に精力的なフィールドワークに足場をおいた論文2本、続いて調査活動報告1本、資料紹介3本、特別寄稿1本が掲載されています。
[目次]
○農を楽しむ高齢女性と農産物直売所
—川場村で手作り野菜・ブルーベリーを育てる高齢女性を事例に—(鈴木英恵)
○竈神の神像からみるベトナム・フエ地域の特徴—神像生産者への聞き取りを中心に—(鍋田尚子)
○【調査活動報告】
民俗学的視点からみた鎌倉地域の妙見—鎌倉幕府で行われた北斗法と鎌倉地域の安倍晴明の軌跡—(小村純江)
○【資料紹介】
第一次東南アジア稲作民族文化綜合調査(一九五七~五八年)に関連する民族学振興会資料について—「趣意書」と「事業実績報告書」—(高城玲)
○林勘次郎と「瓦片録」(山本志乃・川島秀一)
○吉田三郎『我田引水』(第三章~第六章)(今井雅之)
○【特別寄稿】
神奈川大学日本常民文化研究所史異聞(1)
—「失敗史は書けぬものか」の意味を探って—(橘川俊忠)
※神奈川大学学術機関リポジトリよりpdfを閲覧できます。
本誌の紹介
概要
本誌は、創立100周年記念事業の一環として2023年3月に創刊されました。これまで『歴史と民俗』が紀要の役割も担ってきましたが、同誌のリニューアルにより、本誌が本研究所紀要の役割を引き継ぎます。所員・客員研究員・特別研究員に寄稿を募り、毎号、査読論文、調査活動報告、資料紹介等を掲載する研究成果の発表の場を提供しています。
※神奈川大学学術機関リポジトリにて論文を閲覧できます。
入手方法
神奈川大学日本常民文化研究所へお問合せください。
TEL:045-481-5661(内線:4358)FAX:045-413-4151