ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

調査と研究

共同研究 海域・海村の景観史に関する総合的研究

新着情報

調査地域

日本常民文化研究所所蔵の漁業図が残されている地域全て。
共同調査地として気仙沼大島(宮城県)を設定。

研究目的


カナギ漁の漁場図(塩津)常民研所蔵

 本研究所はその発足の早い段階から漁業制度資料等による海域・海民史の研究に取り組んできた。そして、これまでも能登半島や瀬戸内海の二神島といった地域で多くの研究蓄積をなしてきた。また近年は、国際常民文化研究機構のもと「海域・海民史の総合的研究」として3つの共同研究がおこなわれた。本共同研究はそうした研究蓄積を継承し発展させるものとして位置づけられる。
 海は水産物だけでなくさまざまな資源を生み出す。そして、その開発・利用に当たっては、人・物・情報の行き来を促し、そうした営みを通して社会知や民俗知が膨大に集積される空間となっている。反面、負の記憶として、海域の利用をめぐっては、個人や村のレベルから国際的な問題までさまざまな対立や紛争を生んできた。また海という大自然とたえず対峙する海村では大きな災害や事故が歴史的に繰り返されてきた。
 そうした海域・海村の歴史文化について、「漁場図」に描かれた景観を手がかりに、本研究所の人的資源を活用し学際的に研究することが本共同研究の主な目的となる。


  • 2016年度第1回研究会(2016年4月20日)

  • 聞き取り調査(気仙沼大島/2017年3月1日)