ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

所蔵資料・図書

所蔵図書

本研究所の所蔵図書は図書と逐次刊行物で構成されています。

図書 

 一般蔵書は、財団法人のころから収集した図書に、神奈川大学に移った後、寄贈・交換・購入した図書を加えた蔵書です。また、下記の文庫を含むすべての図書は神奈川大学図書館OPACからも検索ができます。

一般蔵書

 主に地方史・郷土史・民俗学・民族学・水産史・技術史を中心に構成され、総数は約5万冊にのぼります。

財団法人民族学振興会旧蔵書

 財団法人民族学振興会は1934年(昭和9年)に日本民族学会として発足しました。初代理事長には白鳥庫吉、理事に本研究所創設者の渋沢敬三が名を連ねていました。以来、1999年の解散に至るまでの、65年に及ぶ活動の中で収集された蔵書群です。解散に伴い、本研究所ではこれらの蔵書群を受け入れました。本蔵書の特色は、戦前に出版された、中国及び東南アジア諸地域の民族・民俗関係の調査の報告書及び、それに関する書籍類が多数含まれている点にあります。現在では入手困難な書籍も多く、同会の蔵書は日本の民族学研究を検討する上で重要な意味を持っています。

彌永貞三文庫

 戦後を代表する日本古代史研究者の一人、故彌永貞三氏(1915-1983)の蔵書です。 彌永氏は名古屋大学文学部教授、東京大学史料編纂所所長、上智大学文学部教授などの職を歴任し、特に土地制度史を中心とする社会経済史の分野で手堅い実証にもとづく重要な業績を数多く発表して戦後の日本古代史学界をリードしました。代表作は『奈良時代の貴族と農民』(1956)、『日本古代社会経済史研究』(1980)、『日本古代の政治と史料』(1988)。本文庫は名古屋大学で彌永氏の同僚であった元神奈川大学教授故網野善彦氏の紹介により受け入れたもので、日本古代史はもとより中国史・仏教史など関連分野の蔵書も充実しており、彌永氏の学識の広さをうかがうことができます。

河岡武春文庫

 故河岡武春氏(1927-1986)は漁村民俗、漁業史、民具研究などを行った民俗学者です。山口県下関に生まれ、大学卒業後、財団法人日本常民文化研究所所員となりました。1982年には神奈川大学経済学部教授に就任。生涯にわたり、本研究所の活動を支え、『民具マンスリー』の創刊、日本民具学会の設立等に携わりました。主な著作に『海の民-漁村の歴史と民俗-』(1987)などがあります。本文庫は学生時代より蔵書家であった、河岡氏のコレクションであり、民俗・歴史分野に加え、水産関係、文学の書籍も多数含まれています。渋沢敬三の意を汲み、日本各地の民俗学、民具研究者の育成に尽力した氏の研究を顕著にあらわした蔵書群となっています。

宮田登文庫

 1994年(平成6年)より神奈川大学教授、日本常民文化研究所所員を務め、大学院歴史民俗資料学研究科にて後進の指導にあたった故宮田登氏(1936-2000)の蔵書。宮田氏は『ミロク信仰の研究』(1970)『妖怪の民俗学』(1985)『日和見』(1992)『日本人と宗教』(1999)等多くの業績を残し、長い間民俗学界を牽引しました。本蔵書は宮田氏が研究の過程で蓄積したもので、主に民俗学、歴史学、宗教の書籍や各種の叢書類で構成されています。宮田民俗学の形成、発展を知る上で不可欠の資料となっています。

[ご利用について]

  • 研究所の所蔵図書および所蔵資料は研究目的での閲覧利用ができますが、整理状況・閲覧席の都合等により、日程・利用内容等の事前調整をお願いしています。ご利用を希望される学外研究者の方は、事前に電話にてお問合せください。
  • 学内の方は、9号館1階の研究所内の閲覧カウンターへ直接お越しください。
  • 各文庫については、利用の制限をもうけてありますので、あらかじめご了承ください。

[お問合せ]
神奈川大学日本常民文化研究所 
TEL:045-481-5661(内線:4358)FAX:045-413-4151