神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

受託研究 国立研究開発法人水産研究・教育機構古文書目録作成業務

新着情報

調査地域

全国の旧資料採訪地

研究目的

和歌山県湯浅町の資料調査の様子(2020年2月)

 昭和24~30 年にかけて、水産庁が日本常民文化研究所に委託してはじめられた「漁業制度資料調査保存事業」によって、全国の漁業・漁村資料およそ20万点が収集された。その中には、漁業権に関する資料のほかに絵図類なども含まれていた。資料は、水産総合研究センター(2016年4月より、国立研究開発法人水産研究・教育機構に名称変更)中央水産研究所図書資料館に収蔵されている。同資料の整理・目録化作業は、現在では国立研究開発法人水産研究・教育機構によって委託事業として進められている。
 目録集の刊行にあたっては、現地調査を行い、資料群の旧所蔵者宅を訪問して、資料群の伝来に関する諸情報を取材し、あわせて現地研究者にも聞き取りを行い、資料群の解説を付している。