ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

調査と研究

研究拠点 気仙沼大島漁協文庫の管理と活用

新着情報

調査地域

宮城県気仙沼市

目的

 神奈川大学日本常民文化研究所と大学院歴史民俗資料学研究科、および工学部建築学科重村・三笠研究室が協働で行ってきた気仙沼大島漁業協同組合資料の保全・再生活動「気仙沼大島漁業史文庫プロジェクト」は、昨年度4000点強の漁協資料を分類整理し、平成27年9月に完成した大島漁協文庫に収められた。この施設は、単に気仙沼漁協資料の保全のためのみならず、本研究所の一研究拠点としての機能も備えたものとして、海洋文化の視点からの研究活動が一層活発化し、加えて歴史民俗資料学研究科院生等の研究拠点としても活用することができる。
 また、昨年度に行った施設完成記念『漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム』では、地元である気仙沼市や大島での管理体制も話題となった。関心ある島民のすそ野を広げるための「大島漁協資料を読む会」の実施、これまでの経験を踏まえ複製資料作成のための資料デジタル撮影など、大島の方々を交えた保管・活用を進めていく。
 加えて、気仙沼市教育委員会の文化財担当部署とも連携を緊密にし、漁業資料がひろく気仙沼市の文化財として保護・管理の目が行き届くよう働きかけていくことが必要となる。
 同時にこれまでの活動やシンポジウムの記録冊子を刊行、神奈川大学の震災復興関連のとりくみの一つとして読者層を広げるために、出版社より刊行する計画である。

これまでの大島漁協資料の保全・再生活動


  • 大島漁協文庫が完成

  • 『漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム』
    (2016年9月26日開催)