神奈川大学日本常民文化研究所

刊行物

歴史と民俗(神奈川大学日本常民文化研究所論集)

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最新刊

歴史と民俗41〈2024.7.10〉[特集 民具研究と考古学]

神奈川大学日本常民文化研究所論集41

神奈川大学日本常民文化研究所編 発行/平凡社 

 『歴史と民俗』は、1986年の創刊から今号で41号を数えます。今回は、2022年12月3日に開催された第26回常民文化研究講座「物質文化にみる遠い過去/近い過去—民具研究と考古学」での報告に基づく論考と、さらにいくつかの論考を加え、「民具研究と考古学」と題して特集を組みました。

[目次]
【特集《民具研究と考古学》】
【解題】特集「民具研究と考古学」(角南聡一郎)
考古学と民具研究(櫻井準也)
台湾原住民族研究と博物館資料—鹿野忠雄が収集した学術資料の過去と現在(野林厚志)
新しい時代のモノと民具研究—その対象と方法を考える(角南聡一郎)
アチック・ミューゼアムの民具研究における実測図—考古資料の実測図との対比から見たその特質(太田原潤)
教育における民具研究と考古学(小島摩文)
埋蔵文化財と有形民俗文化財のはざまで—自治体における実践から(岩井顕彦)
紐と「張り構造」の技術論とその世界観(後藤明)
博物館における現代の民具の利用について(西連寺匠)

令和六年能登半島地震へのお見舞い

本誌の紹介

概要

 1986 年に創刊した、本研究所が特集を組み編集する論集であり、論文や資料紹介、常民文化研究講座や公開シンポジウムの報告等を掲載しています。原則年1回の発行で、25 号(2009年)から31号(2015年)までは「特集」「常民文化研究講座報告」「一般論考」という三本柱の構成により「ことばの力」、「騙り—不幸なる芸術」、「渋沢敬三没後50 年」、「天皇、王の葬儀」などのテーマで特集を組んできました。32号(2016年)からはこれまでの特集を継承しつつ、常民文化研究講座の報告と連動してひとつの特集テーマに集中し、また、外部研究者からの多角的な論考も組み込むという本研究所の研究と社会との接点を探る新企画を実施。33号(2017年)では、特集を拡大・充実し、一般論考との二本柱として構成をリニューアルしています。一般論考は、所員・研究員及び本研究所の共同研究への参加・協力者の寄稿となっています。

入手方法

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バックナンバー

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〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1 神奈川大学日本常民文化研究所
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