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神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

刊行物

歴史と民俗(神奈川大学日本常民文化研究所論集)

最新刊

歴史と民俗37〈2021.3.1〉[特集 交差する日本農村]

神奈川大学日本常民文化研究所論集37

神奈川大学日本常民文化研究所編 発行/平凡社 

 今号は新しい試みとして、「交差する日本農村」「新考・再考・再再考」の大小二つの特集を組みました。論考は全体で14本。例年にない大部な号となりました。大特集「交差する日本農村」は、第23回常民文化研究講座・国際研究フォーラム「交差する日本農村研究—アチック・ミューゼアムとジョン・エンブリー」(2019年12月14日開催)をもとにしたものです。

[目次]
【特集 «交差する日本農村»】
【解題】特集「交差する日本農村」(泉水英計)
渋沢敬三の「全体」と「自民俗誌」─アチック学派の提言(全京秀<訳 神野知恵>
有賀喜左衞門における欧米研究の摂取について─ドイツ社会学関係のノートを中心に(三須田善暢)
学問の同時代性への視点─「内から見た日本農村研究」へのコメント(加藤幸治)
エンブリーの見た須恵村の復原とその現代的意義(神谷智昭)
須恵村の「協同」とエンブリー夫妻の日米戦争(田中一彦)
ジョン・エンブリーによる冷戦初期の批評の発展と射程について
(デイビッド・プライス<訳 井上淳生>)
文化人類学的・民俗学的日本研究の中の『須恵村』(桑山敬己)

【小特集 «交新考・再考・再再考»】
地域民衆史・再考─イメージ構成としての「崎戸炭鉱」(安田常雄)
義足考─一九〇四─二〇二〇(木下直之)
生活の «解体»考─暮らしと住まいを見つめる学問の軌跡(須崎文代)
民俗学の新時代─ "世界常民学" の道(佐野賢治)

【一般論考】
民俗分布の解読法─正月の「年取魚」を例にして(安室 知)
妖獣シイ、河童信仰宗家・肥後渋江家を興す─歴史民俗人類学序説(小馬 徹)
日本近代における「民家」へのまなざしと民芸運動について(内田青藏)

本誌の紹介

概要

 1986 年に創刊した、本研究所が特集を組み編集する論集であり、論文や資料紹介、常民文化研究講座や公開シンポジウムの報告等を掲載しています。原則年1回の発行で、25 号(2009年)から31号(2015年)までは「特集」「常民文化研究講座報告」「一般論考」という三本柱の構成により「ことばの力」、「騙り—不幸なる芸術」、「渋沢敬三没後50 年」、「天皇、王の葬儀」などのテーマで特集を組んできました。32号(2016年)からはこれまでの特集を継承しつつ、常民文化研究講座の報告と連動してひとつの特集テーマに集中し、また、外部研究者からの多角的な論考も組み込むという本研究所の研究と社会との接点を探る新企画を実施。33号(2017年)では、特集を拡大・充実し、一般論考との二本柱として構成をリニューアルしています。一般論考は、所員・研究員及び本研究所の共同研究への参加・協力者の寄稿となっています。

バックナンバー

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〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1 神奈川大学日本常民文化研究所
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