基幹共同研究「常民生活誌に関する総合的研究」—布の製作と利用に関する総合的研究—
新着情報
- 2020年10月20日
- 布に関する共同展について内容の検討と会場の確認調査(2020年9月10日/報告)
- 2020年10月20日
- 会津民俗館が収集した北日本の仕事着を中心とした衣生活資料の調査(2020年8月12日/報告)
調査地域
地域を特に定めないが、当面は日本国内を対象とする。
研究目的
布は人の生活にとって欠くことのできないものである。用途にとってさまざまな材料から糸が紡がれ、布に織られてきた。本研究はさまざまな材質の糸が布となり、それがどのように利用されたかを総合的に研究する。利用の中心は衣類である。衣類に使用される布は時代や使用目的によって変化する。また、布の利用は衣類以外にも多岐にわたっており、使用目的によって必要とされる素材も変化する。本研究は素材による布の性質の違いが、その利用にどのような影響を与えたかを、総合的にとらえることを目的とする。
期待される成果
各所員および各地の研究者の協力を得て調査研究を進める。データを統合的に整理し、他機関の研究者にも利用可能な文化資源として提供するとともに、展示施設を利用した普及事業への展開が期待される。
[期間]2019 年~