神奈川大学日本常民文化研究所

講座と展示

第30回常民文化研究講座 民具を語る18 終了報告

ワークショップ「民具研究において3D技術をどのように活用し得るか」
久保光徳氏(千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート 名誉教授)

日時:2026年5月28日(木)14:30~16:30
会場:神奈川大学横浜キャンパス3号館地下2階(常民研 資料整理修復室)

  • 会場の様子
  • 参加者がともに民具の測定を行う
参加者が実際に3D計測を行う

 2026年5月28日、久保光徳氏(千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート名誉教授)を講師に迎え、「民具研究において3D技術をどのように活用し得るか」をテーマとしたワークショップを開催した。当日は、16名の方が参加くださった。
 近年、民具調査の手法の一つとして、3D計測技術の活用可能性が議論されている。ワークショップでは、久保氏より無料で利用可能なツールの紹介と使用方法について解説いただくとともに、それらを用いて実際に唐箕などの民具を対象とした3D計測を行った。
 ワークショップでは、3D計測技術の習得に加え、この技術が「何に活用できるのか」「何に活用が難しいのか」といった可能性と限界について議論が行われた。さらに、技術を扱ううえで忘れてはならない、観察やスケッチといった基礎的な調査の重要性についても共有された。
 今後は、各参加者が学んだ技術やツールを活用しながら、「何ができるのか」「何が難しいのか」を試行錯誤し、その成果を持ち寄る形で第2回ワークショップを開催する予定である。

(文責:新垣 夢乃)