神奈川大学日本常民文化研究所

研究所紹介

山東工芸美術学院人文芸術学院(中国)

山東工芸美術学院の董占軍院長一行5名が来訪

日程:2024年9月26日(木)
会場:神奈川大学横浜キャンパス

 2024年9月26日(木)午前、中国・山東工芸美術学院董占軍院長一行5名(芸術人類学研究所所長・尹波教授、応用デザイン学院副院長・薛坤教授、教務処副処長・張英楠氏、国際交流合作処副処長・于江龍氏)が学術交流のため、神奈川大学を訪問した。小熊誠学長への表敬訪問の後、一行は日本常民文化研究所を訪問し、所員の周星、スタッフの加藤友子氏、平田茉莉子氏が、来賓の方々に日本常民文化研究所の歴史や現状を紹介し、研究所の書庫や民俗資料(民具)収蔵室、歴史資料(古文書)収蔵室を案内した。また、一行は常民文化ミュージアムの常設展と2024年度企画展「国境越える民族のアイデンティティー~ヤオ族の儀礼と神像画~」を見学した。これらの活動を通して有意義な学術交流が行われた。
 山東工芸美術学院は中国の民芸(民具を含む)研究の中心的な拠点であり、同院の民芸博物館には中国の伝統的な民芸品や民具が多数収蔵されており、物質文化研究の分野において多くの学術的成果を上げている。今年、日本常民文化研究所と山東工芸美術学院人文学院との間で学術交流の協定が締結され、2024年10月26-28日に所長の関口博巨と周星が山東工芸美術学院を訪問し、同大学の民芸博物館を見学するとともに、人文学院の研究者と意見交換を行う計画を立てている。

(文責:周星)

学術交流協定締結

日程:2024年8月1日

 2024年8月1日、神奈川大学日本常民文化研究所は、山東工芸美術学院人文芸術学院と東アジア物質文化研究に係る学術交流協定を締結いたしました。