古文書修復実習
常民文化研究講座に併設し、実習形式の「古文書修復実習」を開催しています。
基本的な3工程である ① 記録・整理、② 修理(繕い・裏打ち)、 ③復原(化粧裁ち・製本)に加え、④襖などの下張り文書の剥離などを、各班に分かれてそれぞれの工程を受講します。
近年では、日常的に古文書の整理業務に携わる資料館、博物館、文書館などの資料保存機関に勤務されている方が全国から参加されています。
開催時期・内容等は、順次Webサイトでご案内します。
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写真1 記録/古文書の撮影方法の実習
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写真2 修理/裏打ち。和紙を裏から貼り補強
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写真3 修理/裏打ちした本紙を仮張りに張る
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写真4 修理/繕い。欠損部分を補修紙で裏から埋める
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写真5 復原/化粧断ち。余分な裏打ち和紙を裁断
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写真6 剥離/襖の下張り文書を剥離
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写真7 剥離/剥離した本紙を毛氈上で乾燥
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写真8 修了証書授与