ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

講座と展示

小型弁財船実物大部分復元模型(製作:近藤友一郎氏)

「弁才船実物大部分模型」清掃整備作業を実施

日程:2018年2月24日(土)
参加者:昆政明
    和船研究会:宇佐美衛、小野寺幸市、Oh Bancha、川口豊弘、川島健吉、佐野優、
    柴崎敏和、須田充洋、高橋義行、谷尾誠 、冨永真哉、古沢美奈子


  • 写真1 模型のホコリを除去し、イタゴなどを取り外す

  • 写真2 イタゴの取り外しと、内部の点検

  • 写真3 水拭き作業。最後はから拭きして水分をとる

  • 写真4 作業終了後記念写真

 横浜キャンパス3号館地下1階に設置している「弁才船実物大部分模型」の清掃整備作業を、「和船研究会」の皆さんの協力を得て行いました。和船研究会は2014年に開催された、3号館展示ホール開設記念講座「和船の世界」の参加者を中心に、昆研究室で月1回開催される勉強会に参加している方々が立ち上げた任意の会で、さまざまな分野の方々で構成されています。この作業は2017年1月28日(土)にも、同研究会の協力で実施されており、清掃作業と共に船体各部の点検作業も合わせて行いました。
 この模型は、横浜市歴史博物館で1997年に開催した企画展「海からの江戸時代-神奈川湊と海の道-」の展示物として、3号館企画展示室に展示している船舶模型の作者近藤友一郎氏が製作したものです。江戸時代から明治時代に日本の海運を担った弁才船の実物大模型で、瀬戸内海芸予諸島の倉橋島で造船された100石(約15トン)積みの弁才船の設計図に基づいて作られました。弁才船としては非常に小型ですが、それでも実船は全長17メートル、幅4メートルあります。模型は帆柱の部分前後5メートルを復元したもので、弁才船の構造を実感できる貴重な資料です。

(文責:昆政明)