ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

講座と展示

第18回 常民文化研究講座 「船模型・船図・船絵馬—和船資料の保存と活用—」

日本常民文化研究所は、創設以来海村資料による海域海民史研究に先駆的役割を果たしてきた。中でも当研究所財団の初代理事長を務めた桜田勝徳は、日本各地に残る木造漁船の船名を収集整理した「船名集」や、北陸山陰地方の漁村に残る木造漁船の中央断面構造の分析から和船の発達過程を論じ、現在の和船研究の基礎を築いたといえる。
このたび、船大工の経験を生かし和船研究の成果を船舶模型の製作により発表してきた近藤友一郎氏が開設した「近藤和船研究所」の資料が当研究所に受け継がれ、その一部を紹介する企画展「近藤友一郎和船模型の世界」が開催されている。
近年、菱垣廻船実物大復元船を展示していた大阪市の「なにわの海の時空館」や青森市の「みちのく北方漁船博物館」が相次いで閉館するなど、和船資料の保存には困難な情勢となっている。そこには、船という大型資料のもつ特有の問題点も垣間見られるが、海そのものに対する関心の希薄さも感じられる。
そこで、本年度の常民文化研究講座ではこれらの問題点を念頭に、和船研究のこれまでを振り返り、実物資料とともに和船研究にとって重要な模型・図面・絵馬をはじめとする絵画資料に焦点を当て、それらの調査、収集、保存と活用について検討を加えたい。

講師・論題                     
●基調講演
「復元弁才船の帆走と海事資料の活用」     昆 政明(神奈川大学日本常民文化研究所)
●パネル報告
「近藤和船研究所の資料とその特長について」  真島俊一(株式会社TEM研究所)
「海事資料保存の現状と課題」         小堀信幸 (船の科学館)
「船霊と船の祭り- 船の民俗学-」       神野善治(武蔵野美術大学)
●総合討論   コーディネーター       小島孝夫(成城大学教授)

日時 2014年11月15日(土)13:00~17:00
会場 神奈川大学 横浜キャンパス 3号館305教室

◆お申し込み
「 11月15日(土)常民文化研究講座 参加希望」を明記の上
① 氏名 ② 郵便番号 ③ 住所 ④連絡先電話番号を記載し、メール、FAXまたは葉書にて、11月10日(月)までにお申し込みください。 当日参加も歓迎いたしますが、定員(150名)に達し次第締め切らせていただきます。

◆宛  先
メール jomin-kouza18@kanagawa-u.ac.jp 
FAX 045-413-4151
郵 便 〒221-8686横浜市神奈川区六角橋3-27-1
神奈川大学日本常民文化研究所 宛

■お問合わせ 神奈川大学日本常民文化研究所 ℡045-481-5661(代)
※お申し込みの際にいただいた個人情報は講座の実施・運営にのみ使用いたします。