ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

講座と展示

第19回 常民文化研究講座 「『漁場図』を読む」

 日本常民文化研究所はその発足の早い段階から漁業制度資料等による海域・海民史の研究に取り組み、能登半島や二神島といった地域で多くの研究蓄積をなしてきた。また、本年度からは、共同研究「海域・海村における景観史に関する総合的研究」に取り組んでいる。本シンポジウムはそうした研究蓄積をもとに、常民研に所蔵される膨大な数の「漁場図」に焦点を当て、その研究資源としての価値を問うものである。
 海は、水産物だけでなくさまざまな資源を生み出す空間であるとともに、その利用に当たっては人・物・情報の行き来する場となり、またそうした生活の営みを通して社会知や民俗知が膨大に集積される空間となっている。反面、負の記憶として、海域の利用をめぐっては、個人や村のレベルから国際的な問題までさまざまな対立や紛争を生んできたし、また海という大自然とたえず対峙する海村では大きな災害や事故が歴史的に繰り返されてきた。そうした海域海村の歴史文化について、「漁場図」を手がかりに、学際的に研究することが本シンポジウムの主な目的となる。

<パネル報告>
◎「なぜ『漁場図』は残ったか-常民研所蔵資料から-」  窪田涼子・越智信也(神奈川大学日本常民文化研究所)
◎「松江藩・島根県の『漁場図』情報を読み解く-歴史学からのアプローチ-」  伊藤康宏(島根大学)     
◎「近世・明治期の漁場図、沿岸絵図にみる景観表現-歴史地理学からのアプローチ-」 橋村 修(東京学芸大学)
◎「漁場図の活用と可能性-地理学からのアプローチ-」  横山貴史(立正大学)
◎「ヤマアテと漁場図-民俗学からのアプローチ-」  安室 知(神奈川大学日本常民文化研究所)

<総合討論>
「漁場図研究のこれから」 パネリスト全員  (司会:安室 知)

◆日時 2015年12月5日(土)13:00~18:00
◆会場 神奈川大学 横浜キャンパス 3号館305教室

◆お申し込み
「 12月5日(土)常民文化研究講座 参加希望」を明記の上
① 氏名 ② 郵便番号 ③ 住所 ④連絡先電話番号を記載し、メール、FAXまたは葉書にて、11月30日(月)までにお申し込みください。 当日参加も歓迎いたしますが、定員(150名)に達し次第締め切らせていただきます。

◆宛  先
メール jomin-kouza19@kanagawa-u.ac.jp 
FAX 045-413-4151
郵 便 〒221-8686横浜市神奈川区六角橋3-27-1
神奈川大学日本常民文化研究所 宛

■お問合わせ 神奈川大学日本常民文化研究所 ℡045-481-5661(代)
※お申し込みの際にいただいた個人情報は講座の実施・運営にのみ使用いたします。