神奈川大学日本常民文化研究所

講座と展示

第28回常民文化研究講座

創立100周年記念事業 日本常民文化研究所の100年
「日本の民家の行方を探る—建築と民俗の垣根を越えて—」

The Search for the Future of the Japanese “Minka” : Crossing the Boundaries between Architecture and Folklore

【日時】2024年12月14日(土)10:00~18:00
【会場】神奈川大学横浜キャンパス3号館 305講堂 Zoom同時開催
〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1

【事前申込・参加無料】
※状況により、実施内容に変更が生じる可能性もございます。予めご了承ください。
※12月上旬に要旨のダウンロードが可能になります。

【プログラム】
趣旨説明 須崎文代(日本常民文化研究所/建築学部建築学科)

第Ⅰ部[10:15~]
基調講演1
ジョセフ キブルツ(フランス国立科学研究センター・東アジア文明研究センター)
「"La Maison du Kiso" という木曽の家
 —ある日本の民家はパリにー」
How a farmhouse from the Kiso mountains went to Paris

基調講演2
安藤邦廣(筑波大学・里山建築研究所)
「近代における民家の変容と継承」
Transformation and Succession of Minka in Modern Times

第Ⅱ部 建築史からみた民家[13:30~]
発表1 石川新太郎(博物館明治村)
「歴史的建造物(住宅系)の維持管理・保存に関わる修理技術者の役割—博物館明治村の事例(ブラジル移民住宅)を通して—」
The Role of Restoration Architects in the Maintenance and Preservation of Historic Residential Buildings: A Case Study of
Japanese Immigrant House from Registro at Meiji Mura Museum

発表2 肱岡明美(Instituto Federal de São Paulo-Câmpus Registro)&アラン ブリアッテ マンチェフ(ラボルテーラ建築事務所)
「ブラジルAtlantic Forestの移民住宅」
Immigrant Housing in the Atlantic Forest, Brazil

発表3 津田良樹(日本常民文化研究所)
「民家・民家史・資料と保存」
Minka: History, Materials and Conservation

第Ⅲ部 民俗学からみた民家[15:10~]
発表4 菊地暁(京都大学人文科学研究所)
「今和次郎『日本の民家』再訪調査とその後」
KON WAJIRO “Nihon no minka” : A Revisit and Follow-up Research

発表5 津山正幹(一般社団法人日本民俗建築学会)
「建築儀礼からみた日本の民家」
Japanese Minka from the Perspective of Architectural Rituals

発表6 林良樹(一般社団法人小さな地球)
「新しいコモンズとして開かれる里山と古民家」
Satoyama and Old “Minka” Opened as a New “Commons”

公開討論 モデレーター 須崎文代 丸山泰明(日本常民文化研究所)

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お問合せ  

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Email: jomin-kouza28@kanagawa-u.ac.jp
TEL:045-481-5661(代表)Fax:045-413-4151
〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋 3-27-1