ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

講座と展示

展示

神奈川大学展示ホール

 日本常民文化研究所は「海」の視点から日本文化をとらえる重要性に早くから着目してきました。
 企画展示室では、所蔵する「近藤和船研究所コレクション」の和船模型を中心に、和船構造の特徴と変遷、船大工道具と造船技術を紹介しています。室内の広さは約70平方メートル。展示資料はおよそ400点、船の模型は十数点にも及びます。

[会場]神奈川大学横浜キャンパス3号館展示ホール
[開館]月~土曜日 10:00~17:00※入館は16:30迄
[休館]日曜日・祝日、大学所定の休日、
    授業以外の土曜日

神奈川大学 日本常民文化研究所 展示室

 日本常民文化研究所は1921年渋沢敬三により創設されて以来、民具の収集・分類・古文書の収集・整理、漁業史研究など、日本常民社会の多様な領域を対象とし、他に類を見ない独創的業績を上げてきました。
 1982年大学の付属研究所として再出発した後も、伝統を受け継ぎつつ学際的・国際的研究センターとして一層の発展を見せています。この展示室ではその先駆的活動の歴史と今後の展望を探ります。

 
 展示は「渋沢敬三とアチックミューゼアム」、「アチックミューゼアムに集う人々」、「アチックミューゼアムの活動」、「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」、「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」、「歴史民俗資料学研究科の創設」「学際的・国際的なひろがり」のコーナーへと進みます。

  • 「アチックミューゼアムに集う人々」から「アチックミューゼアムの活動」のコーナー
    「アチックミューゼアムに集う人々」から
    「アチックミューゼアムの活動」のコーナー
  • 「アチックミューゼアムの活動」のコーナー「海から始まる『豆州内海漁民史料』の発見」
    「アチックミューゼアムの活動」のコーナー 
    「海から始まる『豆州内海漁民史料』の発見」
  • 「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」のコーナー
    「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」の
    コーナー
  • 「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」のコーナー
    「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」のコーナー

企画展示室 企画展「近藤友一郎和船模型の世界」
(2014年3月25日~2017年1月16日)

 本企画展では神奈川大学が所蔵する
「近藤和船研究所コレクション」を紹
介しています。船大工近藤友一郎氏の
卓越した技術と研究によって制作され
た和船模型をとおして、船を介した海
との関わりの重要性を考えます。
 展示は「パネルによる近藤友一郎氏
とその業績に関する紹介」、「船大工の
道具を中心とした船作りのコーナー」、
「模型の展示」で構成されています。

 
 
  • 会場の入り口
    会場の入り口
  • パネル展示
    パネル展示
  • 鎌倉時代の廻船と江戸時代の菱垣廻船の模型
    鎌倉時代の廻船と江戸時代の菱垣廻船の模型
  • 木挽きや船釘を打つなどの船大工の道具
    木挽きや船釘を打つなどの船大工の道具

  • 船大工の道具と和船模型
  • 丸子船(琵琶湖)などの各地の和船模型
    丸子船(琵琶湖)などの各地の和船模型

近藤友一郎氏

 昭和3年(1928)、焼津(静岡県)にある近藤造船所、二代目船大工の父・佐吉の長男として誕生した。15歳で焼津造船所に船大工見習いとして入社、29歳で独立し近藤造船所を再興。静岡県相良町大江八幡宮の船祭で見た弁財船の模型の精巧な造船手法に感動し、伝統的な和船模型の製作を志す。平成元年(1989)、近藤和船研究所を設立。和船模型の製作、展示とともに関連資料の調査・収集を行なう。平成16年(2004)、「現代の名工」に選出され「卓越技能章」受賞、2年後「黄綬褒章」を受賞。満79歳にて逝去。