神奈川大学日本常民文化研究所

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神奈川大学 日本常民文化研究所 展示室

収蔵資料「旅のおみやげ」

※下記のガラスケース内の展示は、現在は新しい内容になっています。

 全国各地には多様な郷土玩具がみられ、旅のおみやげとして親しまれてきました。ここでは日本常民文化研究所の所蔵資料の中から張り子、土人形、木工品といった小ぶりの郷土玩具を中心に展示しています。箱の意匠やしおりにもそれぞれ多様な特色や工夫がみられます。あわせてご覧ください。

  • 会場の入り口。ガラスケースに展示されています
  • 全国の「郷土みやげ」。秋田の「なまはげ」、石川県の「獅子車」、東京の「上野の西郷さん」などがあります
  • 「こけし」は、ろくろで挽かれて作られる東北地方の郷土玩具。「土鈴」は、焼成して作られた土製の鈴で古くより魔除けとされています
  • 「郷土みやげ」。岩手の「義経傘」、鳥取の「流し雛」、奈良の「吉野人形」など、全国から収集したものです
  • 「張り子」は、竹や木などで組んだ枠や、粘土で作った型に紙などを張りつけて成形する工芸品のひとつです
  • 「トラ」は日本では毘沙門天信仰と結びつき、勝負と子どもの強健を祈る意味があるとされています
  • 「三春駒」は福島県三春町一帯で作られるウマの郷土玩具で、子育ての縁起物として知られています
  • 「姉様人形」は、千代紙や布などで作った衣装を着せ替えて、子供のままごと遊びに使う花嫁姿の紙人形です