日時：2017年11月24日～2017年12月22日　毎週金曜　16:00～17:30（全5回）
会場：KUポートスクエア（横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階）
受講料：一般の方8,000円　神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生7,200円
申込期間：2017年11月10日まで　※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。

　ブラジルへの日本人移民は1908 年に始まり、現在では、合衆国に次いで大きい62 万人規模の日系人社会が形成されています。日本常民文化研究所ではこれまで日本と東アジアの民俗文化および民衆史の研究を蓄積してきましたが、そこで培った研究視角と手法をもって南米日系人へと研究対象の拡張を試みています。本講座は、所員が現在進行中の共同調査「ブラジル日本人入植地の歴史民俗学的研究」の一端を一般に紹介する機会として、村落形成史、建築様式、海外移民史、沖縄系移民独特の文化およびそのマルチローカルなネットワークについて報告し、海外に定着していった日本人の足跡をたずね、日本文化の継承と現地での変容をみてみたいと考えます。