神奈川大学日本常民文化研究所

「海洋都市横浜うみ博2019」和船模型展示とワークショップ「折り紙で帆掛け船を作ろう!」が大人気(終了報告)

日程: 2019年7月20(土)・21日(日)
会場:うみ博 大さん橋ホール 
 大さん橋国際客船ターミナル内(横浜市中区海岸通り1-1-4)神奈川大学ブース前

  • 展示ブースは会場全体の入り口に
  • 菱垣廻船の帆の上げ下ろしも体験。帆を下ろした状態
  • 展示ブースは大賑わいでした。ワークショップでは折り紙で帆掛け船を作りました
  • 折り紙で作った帆掛け船を水に浮かべ走らせました

 昨年に続き3回目の出展で、今回は昨年も展示した菱垣廻船、中国船の10分の一模型と、三国丸(江戸時代後期に建造された和洋中の折衷型船)の20分の1を展示し、神奈川湊と横浜港についてのパネルも用意しました。菱垣廻船模型は、今年度は新しい試みとして、帆の形を「まぎり」という風上に向かう状態に設定しました。また、昨年に続いて帆の上げ下ろしの実演も行い、これには子どもたちにも参加していただき好評でした。これらの展示と解説には前回同様、昆研究室で開催している勉強会の参加者で構成される和船研究会の協力を得ました。また、体験型イベントとして「折り紙で帆掛け船を作ろう!」を開催、折り紙で船を作り、それをプールで走らせるワークショップは大変な賑わいで、用意した材料をすべて使い切る人気でした。

(文責:昆政明)