神奈川大学日本常民文化研究所

「海洋都市横浜 うみ博 2023」和船模型展示・ワークショップ 終了報告



「海洋都市横浜 うみ博 2023~見て、触れて、感じる 海と日本PROJECT~」

日程:2023年8月5日(土)、8月6日(日)10:00 ~ 17:00
会場:横浜市役所1階 アトリウム
参加者:神奈川大学日本常民研究所、国際日本学部学生有志、和船研究会

  • 会場は大勢の人で賑わいました
  • ワークショップ「折り紙で帆掛け船をつくろう」も大盛況
  • 折り紙船にうちわで風をおくり帆走を体験しました
  • JINくん&KANAちゃんもスタンバイOK!
  • 前日準備。和船研究会を中心に菱垣廻船を組み立てます
  • 無事に撤収作業も終了しました

 「海洋都市横浜 うみ博 2023」は、猛暑のなか昨年に引き続き横浜市役所1階アトリウムをメイン会場として行われました。日本常民文化研究所では、所蔵する近藤友一郎氏作成の大型和船模型(菱垣廻船および鎌倉時代廻船)と中国・明清時代の廻船模型の計3点の展示を依頼され、会場の中央に配置されました。模型の組み立てにあたっては、これまで通り所員の昆政明研究室が主宰する和船研究会のご協力をいただきました。また例年実施しているワークショップ「折紙で帆掛け船をつくろう」もアトリウム内ワークショップスペースで行われました。
 多くの来場者が、初めて見る和船の精巧な模型に関心を持って下さり、「エンジンを積んでないの?」「木で出来ているのに沈まないの?」など数多くの質問をいただきました。折り紙ワークショップも大盛況で、2日間で250名以上の皆さんにご参加いただきました。
 今回も、神奈川大学国際日本学部の学生有志が折紙のお手伝いや和船の解説を担当し、しっかりと事前学習をして臨みました。想定外の質問に慌てる場面もありましたが、知識豊富な和船研究会のみなさんのフォローのもと、無事に2日間の日程を終えることができました。

(文責:窪田涼子)