ATTIC MUSIUM

神奈川大学
日本常民文化研究所
Institute for the Study of Japanese Folk Culture Kanagawa University

講座と展示

展示

神奈川大学展示ホール

 日本常民文化研究所は「海」の視点から日本文化をとらえる重要性に早くから着目してきました。
 企画展示室では、2017年1月30日(月)より3月17日(金)まで、横浜市歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所主催展覧会「和船と海運」として神奈川大学会場「順風満帆 千石船 —和船の構造と技術—」を開催しています。弁才船を中心とした和船の特徴を、船舶模型・船大工道具などの資料とパネルで紹介します。

神奈川大学 日本常民文化研究所 展示室
[会場]神奈川大学横浜キャンパス3号館展示ホール
[開館]月~土曜日 10:00~17:00※入館は16:30迄
[休館]日曜日・祝日、大学所定の休日、授業以外の土曜日

横浜市歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所主催展覧会
「和船と海運」
神奈川大学会場「順風満帆 千石船 —和船の構造と技術—」

[会期]2017年1月30日(月)~3月17日(金) 入場無料
[会場]神奈川大学横浜キャンパス3号館展示ホール
[開館]月~金曜日 9:00~17:00※入館は16:30迄
[休館]土日祝、および2月6日(月)~2月8日(水)


神奈川大学 日本常民文化研究所 展示室

 日本常民文化研究所は1921年渋沢敬三により創設されて以来、民具の収集・分類・古文書の収集・整理、漁業史研究など、日本常民社会の多様な領域を対象とし、他に類を見ない独創的業績を上げてきました。
 1982年大学の付属研究所として再出発した後も、伝統を受け継ぎつつ学際的・国際的研究センターとして一層の発展を見せています。この展示室ではその先駆的活動の歴史と今後の展望を探ります。

 
 展示は「渋沢敬三とアチックミューゼアム」、「アチックミューゼアムに集う人々」、「アチックミューゼアムの活動」、「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」、「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」、「歴史民俗資料学研究科の創設」「学際的・国際的なひろがり」のコーナーへと進みます。

  • 「アチックミューゼアムに集う人々」から 「アチックミューゼアムの活動」のコーナー
    「アチックミューゼアムに集う人々」から 「アチックミューゼアムの活動」のコーナー
  • 「アチックミューゼアムの活動」のコーナー   「海から始まる『豆州内海漁民史料』の発見」
    「アチックミューゼアムの活動」のコーナー  「海から始まる『豆州内海漁民史料』の発見」
  • 「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」の  コーナー
    「神奈川大学日本常民文化研究所としての再生」の コーナー
  • 「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」のコーナー
    「アチックミューゼアムから財団法人日本常民文化研究所へ」のコーナー

横浜市歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所主催展覧会
「和船と海運」
神奈川大学会場「順風満帆 千石船 —和船の構造と技術—」
(2017年1月30日~3月17日)

菱垣廻船模型10分の1(近藤和船模型コレクション)と中国船
菱垣廻船模型10分の1(近藤和船模型コレクション)と中国船

 江戸時代、国内の物資輸送は弁才船を中心とする廻船によって担われていました。弁才船の中で千石 (150トン)の荷物を積むことが出来る大型船は千石船といわれ、和船の代表とみなされました。和船は中国船や西洋船とは異なる構造で、造船方法や船大工道具もそれに応じた独特のものが使われています。また、弁才船の帆装は大きな一枚帆が特徴で、近年復元船の帆走実験が行われ、すぐれた帆走性能が明らかとなっています。
 本展では弁才船を中心とした和船の特徴を、船舶模型・船大工道具などの資料とわかりやすいパネルで紹介します。
 また、地下1階ロビーには近藤友一郎氏が制作した100石(15トン)積弁才船の実物大部分復元模型が展示されています。

  • 展示構成

    Ⅰ章 和船の特徴と復元帆走 
       すぐれた沿海航路専用船
    Ⅱ章 独特な建造技術 船材の接合と加工技術
    Ⅲ章 いろいろな和船 御座船・荷船・漁船・川船
    Ⅳ章 中国船と洋式船 和船との比較

  • 展示関連講座「船絵馬を読み解く」

    [講師]昆政明 
    [日程]2017年3月17日(金)14:00~15:30
    [会場]神奈川大学横浜キャンパス3号館
        206教室
    [定員]70名 当日先着順 入場無料

  • 会場の入り口
    会場の入り口
  • パネル展示
    パネル展示
  • 船絵馬(青森県円覚寺蔵・写真パネル)
    船絵馬(青森県円覚寺蔵・写真パネル)
  • 菱垣廻船模型と中国船の後部
    菱垣廻船模型と中国船の後部

  • 左:和船の船大工道具 右:中国船の船大工道具
  • 船大工道具 鍔鑿(つばのみ)
    船大工道具 鍔鑿(つばのみ)
  • 100石(約15トン)積の弁才船実物大模型
    100石(約15トン)積の弁才船実物大模型
  • 江戸時代の設計図をもとに帆柱部分を実物大で復元
    江戸時代の設計図をもとに帆柱部分を実物大で復元

近藤友一郎氏

 昭和3年(1928)、焼津(静岡県)にある近藤造船所、二代目船大工の父・佐吉の長男として誕生した。15歳で焼津造船所に船大工見習いとして入社、29歳で独立し近藤造船所を再興。静岡県相良町大江八幡宮の船祭で見た弁財船の模型の精巧な造船手法に感動し、伝統的な和船模型の製作を志す。平成元年(1989)、近藤和船研究所を設立。和船模型の製作、展示とともに関連資料の調査・収集を行なう。平成16年(2004)、「現代の名工」に選出され「卓越技能章」受賞、2年後「黄綬褒章」を受賞。満79歳にて逝去。

 横浜市歴史博物館会場では、「津々浦々 百千舟 —江戸時代横浜の海運—」を開催しています。展示関連講座、フロアレクチャー、ボートツアー「神奈川湊と横浜港」なども行われますので、下記よりご覧ください。