個別共同研究 早川孝太郎文書からみる常民文化研究の地平
⽇本農業実践学園・鯉淵学園農業栄養専⾨学校調査
日程:2026年7月24日(金)
調査先:日本農業実践学園、鯉淵学園(茨城県 水戸市)
調査者:泉水英計、全京秀、平田茉莉子
-
日本農業実践学園
-
鯉淵学園図書館小出文庫
-
加藤完治ゆかりの弥栄神社
-
小出満二初代校長
2026年7⽉24⽇、茨城県内原の⽇本農業実践学園と鯉淵学園農業栄養専⾨学校を訪問した。⽇本農業実践学園は、デンマークの国⺠⾼等学校を範として1927年に開校した⽇本国⺠⾼等学校を前⾝とし、初代校⻑を加藤完治が務めた。発起⼈には⽯⿊忠篤、那須皓、⼩出満⼆など、早川孝太郎と関係の深い⼈々が名を連ねる。当⽇は籾⼭旭太校⻑に諸施設をご案内いただき、学園の歴史について説明を受けた。⽇中戦争期には校内に満蒙開拓⻘少年義勇軍内原訓練所が設置された。⼀⽅、近隣の鯉淵村には満蒙開拓幹部訓練所、のちに満蒙開拓指導員養成所が置かれた。敗戦後、その施設を引き継いだ全国農業会が、⼩出満⼆を校⻑として⾼等農事講習所を開設した。早川は1946年2⽉から1949年5⽉まで同校に勤務し、村落社会や⽣活⽂化史を講じている。今回の調査を通じ、早川の戦後の活動を、その背景となった⼈的・制度的なつながりとともに検討する⼿がかりを得た。
(文責:泉水英計)


