神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

受託研究 三宅村郷土資料公開・保存事業

2016年度 第1回 三宅村調査

日程:2016年9月23日(金)~9月26日(月)
調査先:東京都三宅島三宅村
参加者:田上繁、越智信也、ほか30名(学芸員課程、大学院歴史民俗資料学研究科、修了生、TA)

  • 島民の方からの聞き書き調査
    島民の方からの聞き書き調査
    島民の方からの聞き書き調査
  • 島民の方からの聞き書き調査
    島民の方からの聞き書き調査
    島民の方からの聞き書き調査
  • 三宅島郷土資料館での作業風景
    三宅島郷土資料館での作業風景
    三宅島郷土資料館での作業風景
  • 島内巡検の集合写真
    島内巡検の集合写真
    島内巡検の集合写真

 本年度の三宅村調査は、9月23日から26日までの3泊4日(うち船中1泊)の日程で実施した。調査には所員の田上繁と職員の越智信也、田上が担当する学芸員課程「博物館実習Ⅰ」、大学院歴史民俗資料学研究科の「歴史史料整理補修実習」のそれぞれの履修者とTA、さらに、同研究科の参加希望者(修了生を含む)など総勢30名が参加した。
 なお、この調査が正式に三宅村の委託研究となったのは、本年2016年度からであり、昨年度に田上経済ゼミナールⅡ(学部3年生)ではじめた現地調査を引き継いだものである。したがって、調査内容も昨年度に実施した三宅島郷土資料館の収蔵資料の調査、整理作業と、島内の古老からうかがう聞き書き調査が主体となった。収蔵資料の調査は今回で一応終了し、今後はデータ処理の作業を進めることになる。また、聞き書き調査も新たに10名余の古老から貴重な話をうかがったが、昨年の調査結果とともに音声のテープ起こしを進め冊子にまとめる作業に入る。

(文責:田上繁)