神奈川大学日本常民文化研究所

2月2日は日本常民文化研究所の誕生日—日本常民文化研究所100周年記念事業のお知らせ

(写真左)渋沢敬三 (右)アチック・ミューゼアムの展示品
アチックマンスリー第3号(昭和10<1935>年)

 ちょうど100年前の1921年2月2日、本研究所の創立者である渋沢敬三は、鈴木醇、宮本璋等6名とともに東京本郷において、前身となるアチックミューゼアムソサエティのはじめての会合を開きました。本日はいわば、日本常民文化研究所の100回目の誕生日ということになります。
 日本常民文化研究所は、100周年という節目となる2021年からの5年間を、「日本常民文化研究所100周年記念事業」年間とし、関連シンポジウムや記念出版等の記念事業を予定しています。
 一例を挙げますと、毎年行っている常民文化研究講座では5年間を通して「日本常民文化研究所の100年」というテーマで、継続的に渋沢敬三やアチック・ミューゼアムが提示してきた視角・方法論などの再検討、再確認を行い、「常民文化研究」の次の100年を考えます。またそれと並行して、神奈川大学エクステンション講座では「渋沢栄一と渋沢敬三—近代日本をつくった二人の足跡と未来への遺産」と題して、渋沢に関わる継続的な講座を実施する予定です。
 そのほかいくつかの記念出版物、企画展示等も計画されております。これらについては今後随時、常民研Webサイトにおいて詳細の情報を発信いたしますので、ぜひご注目いただき、ご参加いただければと思います。また、SNS(Facebook・Twitter)からの発信も行いますので、フォローをお願いいたします。