企画展「布 うつくしき日本の手仕事」
※本展は会期終了しました。多数ご来場いただきありがとうございました。なお、関連イベントは動画配信、延期など変更になっているものがありますので、詳細は下記をご覧ください。
人々が日常のくらしで着る衣服は、江戸時代以降は木綿が、それ以前は様々な草や木が素材でした。時間と労力を費やして、草や木から繊維をとり、糸にして布を織る。その布から仕立てられた日常の着物には、暖かさや丈夫さといった実用性を高めるため、刺子(さしこ)や型染(かたぞめ)などの手仕事の技が施されました。なかでも東北地方で生まれた「こぎん」や「菱刺(ひしざし)」の美しさは国内外で高く評価されています。
横浜市歴史博物館、神奈川大学日本常民文化研究所が共同で開催する本展では、日本で伝統的に使われてきた草木を素材とした布と、主に東北地方で用いられた刺子や型染、また裂織(さきおり)などに注目し、うつくしく、こまやかな手仕事の世界を紹介します。
東日本大震災から10年を経た今年、東北地方の豊かな布文化と実用の美を楽しんでいただけたら幸いです。
主催:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団、
神奈川大学日本常民文化研究所
共催:横浜市教育委員会
[会期]2021年7月17日 (土) ~2021年9月20日 (月・祝)
[会場]横浜市歴史博物館
[開館時間]9:00~16:30(券売は16:00まで)
[休館日]月曜日(祝日の場合は開館)
[観覧料]
横浜市歴史博物館
観覧料 | 企画展 | 企画展・常設展共通 |
---|---|---|
一般 | 1,000円(800円) | 1,200円(960円) |
高校生・大学生 | 700円(560円) | 800円(640円) |
小学生・中学生・横浜市内在住 65歳以上 |
500円(400円) | 550円(440円) |
※日時指定オンラインチケット、リピーター割引があります。毎週土曜日、小・中・高校生は無料です。詳細は横浜市歴史博物館のWebサイトをご覧ください。
関連イベント 神奈川大学日本常民文化研究所主催講座
KUポートスクエア神奈川大学エクステンションセンター
神奈川大学日本常民文化研究所主催講座【ライブ配信(録画有)】
「Japanese Folk Textile 日本の布 東北地方を中心に」(全3回)
[日時]2021年8月20日(金)~9月3日(金)毎週金曜 10:30~12:00 (全3回)
[会場]オンライン
[受講料]一般の方6,000円
※神奈川大学生・卒業生等および協議会加盟大学在学生 5,500円
※受講者区分が一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割引きます。
[申込期間]3月1日(月) ~ 8月17日(火)
回 | 開講月日 | 内容 |
---|---|---|
第 1回 | 2021年 8月20日(金) | 木綿以前のこと【刈田 均】 |
第 2回 | 2021年 8月27日(金) | 会津の仕事着と民俗【佐々木 長生】 |
第 3回 | 2021年 9月 3日(金) | 津軽のコギン・南部の菱刺し【昆 政明】 |
【エクステンション講座 お問合せ・お申込み】
神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座係
E-mail:info@ku-portsquare.jp
[KUポートスクエア]TEL:045-682-5553 FAX:045-682-5554
取扱時間:月~金10:00~21:00、土・日10:00~18:00
(祝日・大学所定の休日を除く)
〒220-8739 横浜市西区みなとみらい4-5-3 (みなとみらいキャンパス内 2F)
関連イベント 横浜市歴史博物館
*新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、関連イベントについては変更する場合があります。
① 講演会「衣服の禁忌とまじない」映像配信(有料)に変更
常光徹氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
【重要】当イベントは対面での実施を取り止め、オンデマンド配信に変更します。
9月18日(土)から10月3日(日)24:00まで 映像配信(有料)に変更
視聴料:お一人様500円
申込締切: 9月30日(木)24:00まで「teket」https://teket.jp/1599/6418(外部サイト)よりお申し込みください。
日時:9月12日(日)14:00~15:30
定員:80名 参加費:500円 会場:横浜市歴史博物館 講堂
申込締切:8月25日(水) 詳細・お申込みは下記へ
② トークセッション「地域創生 西会津と鳥取と」
横浜市歴史博物館YouTubeチャンネルで配信中(9月19日(日)まで)
【最新情報】 横浜市歴史博物館公式YouTubeチャンネルから、どなたでもご視聴いただけます。映像の配信は9月19日(日)までとなりますので、ぜひお聞き逃しのないようご視聴ください。(終了)
「10年後には消滅してしまうのではないか。」 と言われている山深い豪雪地域、西会津町奥川郷の、そのさらに山の上の雲海を見下ろすようなたった2軒の集落、楢山集落に住んでいるランドスケープアーキテクトであり、 楢山集落を受け継ぐ19代目、矢部佳宏氏をゲストに迎え、当館の民俗担当学芸員で、鳥取県をフィールドとした調査にも携わる小林光一郎、学校や地域と博物館の協働に取り組む羽毛田智幸の3者によるトークセッションです。
矢部佳宏氏(一般社団法人BOOT代表理事 西会津国際芸術村ディレクター)
小林光一郎(横浜市歴史博物館・鳥取県文化財保護審議委員)
羽毛田智幸(横浜市歴史博物館)
日時:8月28日(土)13:30~15:30 定員:80名 参加費:1,000円
会場:横浜市歴史博物館 講堂
申込締切:8月11日(水) 詳細・お申込みは下記へ
③ 布にまつわるここだけの話
毎回異なるゲストを迎え、多彩な視点から展示を語るミニ講座です。
【重要】当イベント(2)~(4)は、対面での実施を取り止め、横浜市歴史博物館公式YouTubeチャンネルからの視聴に変更いたします。配信は(2)が9月11日以降、(3)が9月18日以降、(4)が9月25日以降とし、それぞれ2週間程度を予定しています。視聴方法はそれぞれの配信日に横浜市歴史博物館のWebサイトの「お知らせ」でご案内いたします。(2021/8/25)
日時・講師:
(1)7月23日(金・祝) 小野健太氏(自然布研究家・宵衣堂主宰)(終了)
(2)9月 4日(土) 昆政明氏(神奈川大学特任教授)
(3)9月11日(土) 山村幸夫氏(原始布・古代織参考館館長)
(4)9月18日(土) 佐々木長生氏(元福島県立博物館専門学芸員)
いずれも13:30~14:30
定員:各回80名 参加費:500円 会場:横浜市歴史博物館 講堂
申込締切:(1)7月7日(水)、(2)8月18日(水)、(3)8月25日(水)、(4)9月1日(水)
詳細・お申込みは下記へ
④ イブニングギャラリー
閉館後の展示室で、専門家をゲストに迎え、展示を解説します。
日時・講師:
(1)8月 6日(金) ゲスト:小野健太氏(自然布研究家・宵衣堂主宰)(終了)
(2)8月26日(木) ゲスト:佐々木長生氏(元福島県立博物館専門学芸員)(終了)
いずれも17:00~
定員:各回15名 参加費:2,000円
申込締切:(1)7月21日(水)、(2)8日11日(水)
詳細・お申込みは下記へ
⑤ 会津木綿ハギレワークショップ 会津木綿のハギレでコラージュ!
色とろどりの会津木綿のハギレをつないで、コースターサイズのコラージュ作品をつくります。
今回は手芸のいろはは気にせずに、パズルをするような気持ちで針目なんて気にしない!織物の感触と独特の色彩を手にとって楽しみましょう。
日時:7月24日(土)(1)10:30~12:00、(2)13:30~15:00(終了)
追加開催
【重要】実施を取り止め、秋以降に延期することといたします。
日程が決まりましたら横浜市歴史博物館Webサイトでご案内いたしますので、改めてお申し込みをお願いいたします。(2021/8/25)
9/5(日)(1)10:30~12:00、(2)13:30~15:00
講師:菊池由紀子氏(アートコーディネーター・ワークショップ講師)
定員:各回12名 参加費:1,500円 会場:横浜市歴史博物館 工房(大塚・歳勝土遺跡公園内)
申込締切:8/25(水)必着、Web申込は17:00まで 詳細・お申込みは下記へ
⑥ 型染めワークショップ(万祝染)
※このイベントは横浜市歴史博物館Webサイトのワークショップ「れきし工房」からお申込み受付中です。
日時:
8月7日(土)(1)13:20~(終了)
8月8日(日)(2)9:20~、(3)13:20~(終了)
定員:各回12名 参加費:1,500円 会場:工房(大塚・歳勝土遺跡公園内)
申込締切:7月21日(水) 詳細・お申込みは下記へ
原始布織工房・出羽の織座 展示会
「原始布から自然布の世界にあそぶ」
期間:9月9日(木)~9月12日(日) 会場:横浜市歴史博物館 研修室