神奈川大学日本常民文化研究所

「海洋都市横浜 うみ博 2022~見て、触れて、感じる 海と日本PROJECT~」和船模型展示・ワークショップ・ステージプログラム 終了報告

今回は横浜市役所アトリウムを会場に開催

日程:2022年8月6日(土)~8月7日(日)
会場:横浜市役所アトリウム
参加者:神奈川大学日本常民研究所、国際日本学部学生有志、和船研究会

  • 菱垣廻船模型(縮尺1/10全長3m。他の模型も同縮尺)の組み立て(撮影/三枝英子)
  • 大型模型3点を初めて展示(撮影/昆政明)
  • 隣接するステージで「楽しく学ぼう!海・船・港」のクイズを開催(撮影/大﨑かおり)
  • ワークショップ「折り紙で帆掛け船をつくろう」も大盛況(撮影/昆政明)
  • 完成したら団扇で風をおくる帆走を疑似体験
    (撮影/昆政明)
  • イベント終了後の記念写真(撮影/大﨑かおり)

 これまで横浜港大さん橋大ホールを会場に行われてきた「海洋都市横浜 うみ博」ですが、新型コロナウイルスの流行により2020年、2021年の2年間にわたり開催が見送られてきました。今年度は、主会場を新築された横浜市役所1階アトリウムとし、大さん橋ふ頭基部ロータリーを第2会場として行われました。神奈川大学に対してはこれまでにも出品してきた、近藤友一郎氏が作成した大型和船模型2点と中国で作成した明清時代の廻船模型、あわせて3点の展示を依頼され、会場の中央に配置されました。模型の組み立ては、従来通り所員の昆政明とボランティアとして昆研究室の主宰する和船研究会のご協力をいただきました。
 関連行事として、クイズ形式の「楽しく学ぼう!海・船・港」を行いました。また、例年実施しているワークショップ「折り紙で帆掛け船をつくろう」も展示会場とは別スペースで行い、過密にならないよう注意しながら実施し、それぞれ多くの参加者と、高評価をいただくことが出来ました。
 これらの実施に当たっては、学生有志のアイディアを取り入れ、クイズの司会進行のシナリオ作りや司会なども担当しました。また、模型の解説についても、事前学習と現地研修を行い、和船研究会の方々のバックアップの下、貴重な体験を得ることが出来ました。

(文責:昆政明)