日程：2024年1月16日（火）～1月19日（金）
調査先：三宅島郷土資料館
調査者：新垣夢乃、越智信也、小野麻人、呉珂、茶木清明（五十音順）

　2022年度の調査では、対象となる資料にタグが付され資料の全容が明らかにされている。今回の調査では、資料の撮影を行うことが目的となった。
　実際の調査に先立ち、今回の調査から共同して調査を進めるパートナーとなったテイケイトレード株式会社埋蔵文化財事業部の茶木氏、小野氏と2023年10月9日、11月28日、2024年1月9日に状況共有、作業の進め方、準備する機材について打ち合わせを行っている。
　1月16日は、三宅島郷土資料館到着後、一つの収蔵倉庫を対象に資料へのタグ付けに漏れがないかを確認しつつ、資料の搬出と撮影を実施した。
　1月17日は､前日の作業を継続し､作業完了後は順次別の収蔵倉庫を対象に同様の作業を実施した。
　1月18日は、16日、17日の作業において撮影漏れ、撮影ミスがあったものをピックアップし、対象となった資料の撮影を実施した。
　1月19日は､作業場所の整理､片付けを実施した｡その後､三宅島郷土資料館学芸員の中込氏への調査概要報告､意見交換を行い用途不明資料についての情報収集の依頼､今後の調査予定日程を検討した｡
　当初想定していたよりも撮影が順調に進み、次年度は法量の計測や資料カード作成に移る予定である。　　　
　関係各位のご協力に感謝を申し上げます。

（文責：新垣夢乃）