神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

共同研究 瀬戸内海の歴史民俗

二神島調査(歴史班)

日程:2017年7月24日(月)~7月27日(木)
調査先:村上宗一郎家、愛媛新聞社、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会
参加者:歴史班/田上繁、窪田涼子、松本和樹、山室陸

村上宗一郎家文書(クリックにて拡大)
所蔵文書の写真撮影

 今回の二神島調査は、共同研究「瀬戸内海の歴史民俗」の成果の一環として刊行された二神島写真資料集『島の写真帖 vol.3』を、収録写真の所蔵者である二神島村上宗一郎家へ届けることと、借用写真を返却することであった。同時に、村上家では近世文書を含む同家所蔵文書の写真撮影も行った。当初予定していた文書の撮影を終え、同家が廻船業を営んでいた事実を裏付ける文書の存在を知りえた。今後、未解明であった廻船業の研究の深化が期待される。
 また補足業務として、来たる12月9日(土)に松山市で開催する常民文化研究講座に関する件で、調査初日の7月24日(月)には、松山市において講座の開催に協力していただく二神系譜研究会メンバーと打ち合わせを行い、今後の協力をお願いするとともに、愛媛新聞社、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会を訪ねて講座の後援を依頼した。いずれの機関も前向きに検討していただけるようで、今後、開催へ向けての準備を本格化することが可能となった。なお、会場は松山市立子規記念博物館の使用が許可されている。

(文責:田上繁)