神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

受託研究 輪島市・上時国家文書・時国家文書調査業務

新着情報

調査地域

石川県輪島市

研究目的

  • 輪島市の担当者との打ち合わせ
  • 箱詰めされた時国健太郎家文書(一部)
時国信弘家の近世文書

 1950年、渋沢敬三氏が能登を訪問して以来、当研究所と上時国家ならびに時国家との関係は断続的に続いてきた。1982年以降には網野善彦氏を団長とする両時国家の総合的研究が実施された。
 2022年には、輪島市より上時国家文書と時国家文書の評価書作成などの業務を受託した。上時国家文書は大部分が県指定文化財となっているが、今回は指定からもれた一部の古文書について評価書の作成をおこなった。また、時国家文書は一括で市指定文化財となっている。古文書目録集を刊行するにあたり、その解題作成もあわせておこなった。
 この受託研究は2022年度におこなわれたものである。令和6年能登半島地震の犠牲者の皆様ならびに被災者の皆様には、心よりのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

[期間]2022年度