基幹共同研究「常民生活誌に関する総合的研究」—布の製作と利用に関する総合的研究—
新着情報
- 2024年9月2日
- 「研究目的」TOPページを更新しました
- 2020年10月20日
- 布に関する共同展について内容の検討と会場の確認調査(2020年9月10日/報告)
調査地域
日本国内を中心とする織物や原材料に関する地域
研究目的
布は人の生活にとって欠くことのできないものである。用途によってさまざまな材料から糸が紡がれ、布に織られてきた。本研究はさまざまな材質の糸が布となり、それがどのように利用されたかを総合的に研究する。利用の中心は衣類およびそれに付属する布製品(袋物、手ぬぐい)などである。衣類に使用される布は時代や使用目的によって変化する。また、布の利用は衣類以外にも多岐にわたっており、使用目的によって必要とされる素材も変化する。本研究は素材による布の性質の違いが、その利用にどのような影響を与えたかを、総合的にとらえることを目的とする。
期待される成果
各所員および学内学外の研究者の協力を得て調査研究を進める。データを統合的に整理し、他機関の研究者にも利用可能な文化資源として提供するとともに、学内における教育資料、展示施設を利用した普及事業への活用が期待される。
[期間]2019 年~