神奈川大学日本常民文化研究所

調査と研究

受託研究 輪島・小西漆器店文書の研究

文書整理、目録作成業務

日程:2018年12月15日(土)~12月17日(月)
調査先:石川県輪島市河井町 小西庄五郎漆器店
調査者:関口博巨(所員)、田上繁(客員研究員)
 東出紘明、山室陸、日座久美子(以上3名、歴史民俗資料学研究科院生)

  • 到着後の打合せ(輪島市文化会館)
  • 古文書を整理する院生(小西家)

【経緯】 
 本研究は、田上繁(今年度より客員研究員)が所員在任中、輪島市教育委員会文化課より委託された事業である。同事業は今年度よりスタートし、新たに所員となった関口博巨が引き継いだ。
【整理状況】 
 以前、同文書は大きく三つのかたまりに分けられ、ビニール袋などにそれぞれ収納されていたという。一昨年度、予備調査を行った田上らは、各収納袋にA・B・C・Dの記号を付し、すべての文書を中性紙封筒に入れ、記号・番号を付与している。
【今回の調査】 
 田上と関口に加えて、歴史民俗資料学研究科の大学院生3名が参加し、以下のような作業を行った。
 15日午前中、輪島市文化課の山下敦司氏と、今回の委託研究の内容や目標についての打ち合わせ(輪島市文化会館にて)。
 同日午後、輪島市河井町の朝市通りに面した小西漆器店を訪問、小西美紀子さんにご挨拶。予備調査における整理状況を確認し、作業の段取りを決定。写真撮影に取り掛かった。
 16~17日は、2班に分かれて写真撮影を行った。Aの撮影は完了。Bの撮影も途中まで進んだ。

(文責:関口博巨)