基盤共同研究 渋沢敬三に関する総合的研究
第4回研究会開催の報告
日程:2024年9月15日(日)~9月16日(月)
会場:横浜キャンパス9号館12室(日本常民文化研究所)Zoom併用
参加者:丸山泰明、泉水英計、高城玲、山本志乃、川島秀一、越智信也、窪田涼子
2日間にわたって対面とZoomを併用して研究会を開催し、これまでの共同研究の成果の発表・公開を目的とした刊行物の草稿の読み合わせ会を実施した。刊行物の内容は、執筆、筆写、索引、挿絵、写真、映像、編集、出版、書斎、文庫といった多様なテーマから常民文化と書物の世界に橋をかけてきた渋沢敬三について考える論考を揃えたものとなる計画である。研究会では各人が草稿をもちより、執筆者が読み上げたあとに他のメンバーがコメントをして議論を行った。議論は活発に広がり、それぞれの草稿を批評しブラッシュアップするだけではなく、そもそも書物とは何か、書くとはどういうことなのか、という根源的な問いにまで議論は及んでいった。今後、各執筆者は議論をもとに草稿を磨き上げていくことになる。2025年度中の刊行を目指して準備を進めている。
(文責:丸山泰明)