FIA国際人類学フォーラム 非覇権的人類学を求めて—文化の三角測量—
神奈川大学並びに公益財団法人日仏会館の主催により、「FIA国際人類学フォーラム 東京大会」が開催されました。
[日時]2013年5月17日(金)・5月18日(土)
[会場]日仏会館ホール
[プログラム]
○第1日目/5月17日(金)日仏シンポジウム
『言語・コミュニケーション』『宗教・世界観』
○第2日目/5月18日(土)日仏シンポジウム
『技術・医療』『身体・演劇・舞踊』
FIA 国際人類学フォーラム2013東京大会序言
FIA Tokyo 2013 序言 川田順造
FIA(国際人類学フォーラム)2013 Tokyo 序言
FIA 国際人類学フォーラム2013年東京大会
—非覇権的人類学を求めて—
2013-5-16 対論「文化の三角測量」
対論「文化の三角測量、クロード・レヴィ=ストロース、日本」
川田順造
(東京外国語大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授、同大学日本常民文化研究所客員研究員)
フランソワ・ラプランチーヌ(リヨン第二リュミエール大学名誉教授)
司会 三浦信孝(中央大学教授)
クロード・レヴィ=ストロース著 『月の向う側』をめぐって
川田順造
(東京外国語大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授、同大学日本常民文化研究所客員研究員)
2013-5-17 シンポジウム
「非覇権的人類学を求めて‐文化の三角測量‐」(第1日)
「言語の三角測量」—中江兆民の『社会契約論』の漢文訳をめぐって —
三浦信孝(中央大学)
三浦信孝(中央大学)
「日本とブラジルの出会いから」 —言語・文化的再構築の一調査—
ポーリン・シェリエ(エクス・マルセイユ大学)
ポーリン・シェリエ(エクス・マルセイユ大学(フランス))
「身体化された経験としての言語交換の論理と秩序」—狩猟採集民グイにおける日常会話の分析— 菅原和孝(京都大学)
菅原和孝(京都大学)
「神・人・魔」 (とその媒介) 専門用語としての「宗教」はいまだ有用か?
蔡華(北京大学)
蔡 華(北京大学)
「ガボンの宗教文化の三角測量」
ベルト・ムベネ=メイヤー(サンテグジュペリ大学)
ベルト・ムベネ=メイヤー(元ランバレネ市長・サンテグジュペリ大学(ガボン))
「仏教受容の民族性と民俗性」—虚空蔵と地蔵菩薩信仰を事例に—
佐野賢治(神奈川大学)
佐野 賢治(神奈川大学常民文化研究所)
2013-5-18 シンポジウム
「非覇権的人類学を求めて-文化の三角測量-」(第2日)
「オーストロネシア世界における海上運搬具の技術革新にみる技術性と傾向」—フランス技術人類学の諸概念の適用可能性について—
後藤明(南山大学)
後藤 明(南山大学)
「東アジアにおける端午節」— 薬物を中心に—
周星(愛知大学)
周 星(愛知大学)
「生業形態の変化と信仰」—モンゴル族のオボー信仰を事例に—
白莉莉(神奈川大学)
白莉莉(神奈川大学)
「身体コミュニケーションによる伝承」—祭祀儀礼の場から—
廣田律子(神奈川大学)
廣田律子(神奈川大学)
「自己演技と身体」—認知症からの問いかけ—
野村雅一(国立民族学博物館)
野村雅一(国立民族学博物館)
「レヴィ=ストロースと日本」—見る、聞く、読む、恋愛の身体・断章—
ミカエル・フェリエ(中央大学)
ミカエル・フェリエ(中央大学)
「仮面文化の三角測量」(アフリカ・北米・アジア・ヨーロッパ・オセアニア)
レモン・メイヤー(オマール・ボンゴ大学(ガボン))
レモン・メイヤー(オマール・ボンゴ大学(ガボン))
公開研究会「第三世界から見た日本文化」
フランソワ・ラプランティーヌ氏とレモン・メイヤー氏をお迎えして(日本語通訳付き)
神奈川大学横浜キャンパスにおいて、日本常民文化研究所主催による神奈川公開大学国際交流事業「公開研究会」が開催されました。
[日時]2013年5月19日(日)
[会場]神奈川大学 24号館 106号室(法科大学院棟)
ラテン・アメリカと日本—不均衡な関係、分離、結合、変貌—
フランソワ・ラプランティーヌ(リヨン第2大学)
フランソワ・ラプランティーヌ François Laplantine(リヨン第2大学名誉教授(フランス))
—ガボンとウォリス・フツナ諸島から—
レモン・メイヤー(オマール・ボンゴ大学)
レモン・メイヤー Raymond MAYER(オマール・ボンゴ大学人類学部教授(ガボン国リーブルヴィル市))
新聞記事等
ガボンの新聞記事 日仏会館通信2013年8月号