基盤共同研究 日本常民文化研究所所蔵資料からみるフィールド・サイエンスの史的展開
新着情報
- 2024年9月25日
- 第13回公開研究会「早川孝太郎とその時代」須藤功氏(終了報告/2024年9月18日)
- 2024年8月1日
- 「国立民族学博物館との共催研究会」(終了報告/2024年7月14・15日)
調査地域
本研究所所蔵の民族学振興会資料、アチック写真・フィルムが発生した過去の調査活動の対象となった地域
研究目的
本研究所が所蔵する民族学振興会資料とアチック写真・フィルムを主な基礎資料とし、研究会と共同調査をおこなう。具体的には、資料が発生した過去の調査活動の対象となった地域で追跡調査をおこない、関連情報を収集するとともに、資料を共有または分有する諸機関(宮本記念財団・渋沢史料館・国立民族学博物館)との連携の下で資料の有効活用を進め、本邦における民俗学、民族学・文化人類学、農村社会学、地理学、地域研究といったフィールド・サイエンスの展開について新しい歴史像を提示することを目指す。
期待される成果
各所員が学問分野、対象地域のいずれかの専門に応じて適宜現地調査をおこない、順次、この作業を通じて関連するデータを統合的に整理し、再編集等の加工を施し他機関の研究者にも利用可能な文化資源として提供することが期待される。
[期間]2016 年~