基盤共同研究 海域・海村の景観史に関する総合的研究
気仙沼大島調査
日程:2018年3月13日(火)~3月15日(木)
調査先:大島漁協文庫(気仙沼市大島)
調査者:所員/安室知、小熊誠、大川啓 職員/窪田涼子
歴史民俗資料学研究科院生/石井和帆、小野寺佑紀、兪鳴奇
大島漁協文庫の維持管理のあり方、およびその活用方法について、大島漁協文庫の会会長の菊田榮四郎氏と話し合いをおこなった。また、大島の漁業史について、国際常民文化研究機構の共同研究「宮城県気仙沼大島における遠洋漁業の歴史的変遷に関する研究」で代表をつとめる千葉勝衛氏からお話をうかがった。
さらに、前回の共同調査からの引き続きとして、漁協文庫所蔵文書の中から漁場図を探しだし資料化する作業をおこなった。今回の調査では、主に海苔養殖漁業の申請時に描かれた漁場図など約800点を簡易撮影した。これらの漁場図は昭和50年代のものが主であったが、なかには明治期に記録された漁場図もあった。
(文責:安室知)