共同研究 瀬戸内海の歴史民俗
新着情報
- 2017年10月16日
- 二神島調査(歴史班)(2017年7月24~27日/報告)
- 2017年8月21日
- 二神島豊田造船所関連調査(木造船班)(2017年7月24~27日/報告)
- 2016年11月10日
- 2015年度の活動
調査地域
愛媛県松山市二神島
研究目的
2008年度より開始した瀬戸内海における歴史民俗の総合的研究は、文献史学、民俗・民具学、建築史学、文化人類学など、研究分野を異にする本研究所の所員を中心に、客員・特別研究員、歴史民俗資料学研究科院生、さらには地域の研究者などの協力のもとに、総合的な共同研究として進められている。
二神島の調査は財団法人常民研が水産庁の委託事業「漁業制度資料調査保存事業」を推進する中で、宮本常一・網野善彦・河岡武春らによって1950年代に行われていたが、1982年、本学に常民研が招致されると、網野を中心に直ちに調査が再開され、以後断続的に調査が実施されてきた。2008年より二神家文書・漁業協同組合文書等の整理・目録作成、二神島を中心とする瀬戸内海関連地域の民俗誌作成のための現地調査を再開し、定期的な研究会の開催を通じて、学術的な共同研究であるが故になしうる研究成果を挙げることを目指す。